お母さんが留守の間に、あさえは妹のあやちゃんと一緒に過ごすことに。家の前で遊んでいた時、あさえがあやちゃんを喜ばせようと道に夢中で絵を描いているとあやちゃんがいつの間にいなくなった。あさえはあやちゃんを探し、どきどきしながら、いつもお母さんといく公園に向かって走る。子どもの心の動きと緊迫感が伝わってくる。

主人公は、白い靴に黄色い紐の赤ちゃんの靴。靴はぱたぱたと動き出し、つま先でとんとんしたり、ぴょんぴょん跳ねたり、、、靴をはいておもてに出るのは、あかちゃんの大きな喜び。その靴がここでは大活躍します。靴の表情を優しく明瞭な色彩で描いた、あかちゃんの絵本の一級品。

絵筆を手に取った男の子は、とっても青い馬やものすごく赤いワニ、随分と黄色い牛など、自然にある色とは異なる色で動物を描きます。それは間違った色？ 絵を描き始めた子どもと、描きたい大人におくる絵本。巻末には、1900 年代初頭に型にはまらない動物画を制作したドイツの画家であるフランツマルクの伝記。

南アメリカから戻ってきたタンタンが、悪役のドクター・ミュラーと初めての衝突。ドクター・ミュラーぎ首謀する国際的なニセ札の偽造グループを調査するために愛犬のスノーウィーと一緒にスコットランド沖の黒い島に追い込む冒険に出ることに。世界で最も有名な旅行記者タンタンが黒い島の謎を解き明かす。初版から80 年以上も世界中で人気のタンタンの冒険シリーズ。

慎重なゾウのジェラルドとは全く違うブタのピギーは、いつも笑ってないではいられない性格。心配性のジェラルドは、いつもピギーの分まで心配してあげています。そんな二人は親友。ある日、ブタのピギーは空を飛ぶと決めます。だけと、ゾウのジェラルドはそんなことできっこないことを知っています。